転職先は果たしてどんな会社だろうか。一番不安に思う部分はここですよね。
- 職場の雰囲気は?
- 実際の業務時間や内容は?
- そもそも中途入社で活躍できる?
実際に働くまで不安なところです。とはいえ、いざ働いてみたら全然合わない…
そんなことになったら目も当てられません。
今回はそんな転職先の不安を解消するために取るべき行動について解説していきたいと思います。
実は面接時の質問と転職エージェントの活用で99%は解決できる問題です。
この記事を読めば、転職先の不安を解消する方法が分かります。そしてなぜ100%ではなく99%なのか…
その辺りについても解説していきます。
転職先の情報はどうやって集めるべきか

転職先の不安を解消するには、より多くの情報を集めるしかありません。
手に入った情報の信頼度としては、
実際に働いている人の声>>口コミサイト≧転職エージェントの情報
私の肌感覚にはなりますが、やっぱり実際に働いている人の声が一番信頼できます。

みんなが欲しい情報だけど一番手に入れるのが難しいですよね。
関連記事 30代の転職は厳しい?失敗しないおすすめの業界を教えます!
実際に働いている人の声はどうやって手に入れる?

では実際に働いている人の声をどうやって手に入れるかというと、
- SNSの活用(Twitter、リンクトイン)
- 面接時の質問
- エージェント経由で実際に働いている人との面談設定
このあたりが転職活動中で情報を手に入れるのに最適な手段になります。
SNSの活用(Twitter、リンクトイン)
SNSの活用は社名検索してみて、該当する方がいれば断られるの承知でDMするのが手っ取り早いです。
特にリンクトインはビジネス前提のSNSですので質問に回答して貰える可能性が高くなります。
SNSということで、顔出しをしていないからオープンに話してくれる人もいれば、ネットに記録を残したくないということで無視されることもあります。

返信が来なくて当然くらいの気持ちで使うのがいいですよ。
面接時の質問
転職活動を進めていくと、必ず転職先の方との面接があります。
基本的には2回程度の会社が多く、面接でチェックされることが異なります。
- 1回目:勤務先の現場における上長候補
→この人と働けるかの確認(現場としてプラスになる人材か) - 2回目:役員レベルの面談
→長期的に働いてくれそうかの確認(会社としてプラスになる人材か)
特に1回目の面接担当者は入社後の上長になる可能性が高いので、実際の勤務状況や入社後の業務内容の確認ができる貴重な機会です。
求人情報と現場で希望している業務内容が微妙にズレているなんてことは十分にあり得ます。

私もルート営業だと聞いて受けたら、実は新規担当だったなんてことがありました。
入社後に分かって受け入れられるレベルの誤差ならいいですが、「全然話が違う!」なんて時はかなり辛い状況ですよね。
また、今はZoomでの面談も増えていますが、もしも転職先で面談ができる場合は会社全体の雰囲気を確認できます。
挨拶をしてもらえる職場?事務所は明るい雰囲気?どんよりしてる?
求人情報では出てこないリアルな部分ですので、入社前に分かると大きなプラスになります。
エージェント経由で実際に働いている人との面談設定
転職エージェントを利用して実際に働いている人との面談を希望すると、場合によっては設定してもらえることがあります。
もちろん、必ずOKしてもらえるというわけではありませんが、本当に来て欲しいと考えている場合は設定してもらえることが多いです。

職場で実際に働いている人から直接話を聞けるというのは貴重な機会です。
ただし、面談を受けて貰えた方にとっても言えること、言えないことはあるのでその辺りを汲み取る力は必要かなと思います。
私自身、この方法で1度面談を設定してもらったことがあります。その時は近場のカフェで話を聞くことができました。
最終的には条件が合わず辞退することになりましたが、実際に働いている人の意見を聞けたことは転職を決断する上で大きな意味がありました。
口コミサイトや転職エージェントの情報はどうなの?

口コミサイトや転職エージェントからの情報は、実際に働いている人の声を聞くよりは情報を取りやすい。
ただし、注意する部分もあります。
- 口コミサイト
- 記載された情報が古いかったり、辞めた人の意見が多くどうしてもマイナス評価に偏りがち。
- 転職エージェント
- 担当エージェントが希望する企業に詳しいかどうか、また企業担当(転職者窓口とは別)のレベルによって持っている情報量に差がある。
どちらも共通して情報にフィルターが掛かっている為、注意が必要です。
口コミサイトの場合は、ネガティブな意見に偏りがちかなという印象を受けます。
一方で転職エージェントの場合、転職に動いて貰いたいが為にポジティブな言い換えをしてくる人もいます。
- 建前:個人の努力次第でいくらでも稼げます
本音:歩合制で給料の変動が激しい - 建前:若手が活躍できる職場です
本音:40代以上があまりいない職場(何か要因ある!?)
こうした情報の精度を上げる為には、複数の口コミサイトやエージェントを併用して情報を得ることが必要になってきます。
関連記事 【30代の転職】”失敗しない”転職エージェントおすすめ5選
まとめ:個人で転職先の情報を得るのには限界がある

転職活動を行う場合、大半の人は在職中に行うことになります。そうなると情報収集は大事だと分かっていてもなかなか手が回らない。
なので、効率性を重視+確度の高い情報を得る為に、志望度に分けて情報収集を分けることが必須。
- 本命レベル
→手間を掛けてでも現場の声を集める - 入社してもいいかなレベル
→エージェントに情報収集を任せる
転職先の情報を集める過程で志望度が変わることは当然なので、とにかく情報を集めることが重要。
そして、最後に必要なのが情報を調べた自分を”正しい選択をした”と信じること。
これが冒頭で説明した最後の1%の部分です。どこまで調べても”あなたに100%合う職場”を入社前に判断することは不可能です。
ですが、自分で調べた正しい情報を基に判断すれば、正しい転職ができる可能性は高くなります。
最後は精神論にはなりますが、自分を信じる。これがあなたの転職活動を成功させる最後の1%になるはずです。
情報収集のはじめの一歩として、SNSの登録と転職エージェントの利用登録からはじめましょう!
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