定時に帰るなんて夢のまた夢。というか絶対に無理!
何が定時だ!自分の仕事が終わったら他の人間の仕事を手伝え!!
定時に退社すること。なぜか会社勤めをしていてハードルが高いと感じませんか?
朝は雪が降ろうと台風が来ようと定時に出社するのに、退社するのはほぼ定時じゃない。
ということで、今回は「定時ぴったりに帰るとQOL(人生の質)が向上するよ」というお話。
私は少なくても週に1回は定時退社を実践しています。
今でこそ在宅勤務が増えたので出勤日数も減っていますが、定時退社は30代サラリーマンのQOL向上に欠かせません。
- 定時退社なんて絶対に無理!ても何とかしたい…
- 職場の周りの声が気になり過ぎてできる気がしない
- 今より少しでも楽しく働きたい
この記事は、定時退社ができずにモヤモヤしている30代サラリーマンの皆さんを救う内容になっています。
定時退社はサラリーマンの権利。かつ自分の生活を向上させるコスパの良い手段です!
ノー残業デー導入企業は67.6%と過半数を超えている
日本生産性本部の調査によると、ノー残業デー(ウィーク)を設定している企業は67.6%にのぼります。
つまり日本の企業の過半数は「残業しない日を作ろう!」と考えているということ。
うーん、自分の会社も導入してるけど定時で帰れたことなんて数えるくらい。
でもなかなか定時で帰れているサラリーマンは多くありません。
その原因は一体なぜなのか?まずは原因から見ていきましょう。
職場の同僚や上司の目が気になる
きっと多くの30代サラリーマンが定時に帰れない最大の原因はコレ。
- 職場の同僚や上司に悪い気がして帰れない
- 忙しい職場だからこそ帰りづらい
「空気を読む」ことに慣れてしまった日本のサラリーマンほど定時に帰りにくい。
職場によっては定時過ぎてからが本番!とばかりにエンジンが掛かる人がいたりして最悪ですよね。
仕事はみんなで取り組むもの。集団行動が染み付いた人ほど周りの目が気になるのはしょうがない。
ですがこの同僚や上司の目を気にすることこそ、定時退社を妨げる原因になっています。
上司が遅くまで働いている人ほど評価する
○○君は遅くまで頑張ってて偉いねー。
昔よりは減ってきましたが、”残業している人=頑張っている人”と評価する上司は未だにいます。
出世欲がないとは言っても、給料は誰だって上げて欲しいし評価はされたいですよね。
職場の上司が仕事の結果や内容ではなく、時間や頑張っている姿で評価している職場では当然残業している人が多くなります。
関連記事 【上司と合わない】辛い・ストレスを解消するたった3つの法則
業務内容がそもそも多過ぎて定時に帰れない
外回りの多い営業マンほど定時に帰れないことは多い。
私も外回りが多かった時は定時に帰れていませんでした。
コロナ禍の今は難しいですが、それまでは朝早くに事務所を出てから夕方まで得意先まわり。
事務所に戻ってきてからは処理できていない事務仕事をひたすら片付ける。
で、気づいたらあっという間に21時を過ぎている。下手したら終電。
そもそも業務量が多過ぎて定時で帰れる気がしない。これもまた定時退社ができない原因のひとつです。
定時ぴったりで帰るには戦略が必要
定時ぴったりで帰れない原因はあげればキリがありません。だから多くのサラリーマンが残業に苦しんでいる現実があるとも言えます。
では定時ぴったりに帰るにはどうしたらいいのでしょうか?
定時退社の重要ポイントは「やるべきことはやる」「他の人の目を気にしない」の2点。
定時で帰るためにも、任せられた仕事はきっちりこなして堂々と帰りましょう!
その前提を踏まえた上で、私の実践する定時ぴったり退社作戦は次の3つ。
- 定時帰りの当日はスケジュール管理を徹底
- 明日で間に合うことは明日やればいい
- 定時で帰ったら何をしたいのか明確にする
※イチバン重要
この3つを意識して働くだけでも定時ぴったり退社人間への道がひらけます。
定時帰りの当日はスケジュール管理を徹底
スケジュール管理はサラリーマンの基礎。
アポがあれば明確に時間も決まると思いますが、内勤や「とりあえずお客さんのところに顔出そう」みたいに予定を何となく決めてるなんて事ありませんか?
- 午前中メール対応・見積作成・メーカー商談
午前中はメール対応や見積作成して、メーカー商談
- 午後得意先回り
昼ごはん食べて13時くらいに事務所出て、16時くらいに戻ってこようかな。
- 18:30~ひと段落したら退社
帰社するのが遅れたり、急な案件が来たりで残業に…
スケジュールを何となくで決めると見積作成の時間が押したり、得意先へ向かうのに出発する時間が遅れたりがザラにあります。
営業職だから急な案件が来ることも多いので、通常時はカツカツに予定を入れないようにしているというのもあります。
で、定時で帰ると決めた日の私のスケジュールは作業の順番と時間調整を徹底。
前日にはスケジュールをこれくらいの精度で決めています。
- 9:00前日から朝までに届いたメールの処理
サンプル対応や問い合わせなど、振るべき仕事はどんどん関係者へ
- 9:25見積作成
必要な見積と資料の準備を集中して処理
- 9:45外回り準備
持参する資料の確認、得意先への移動時間確認
- 15:00事務所に戻ってきてひたすら事務処理
心を無にしてひたすら事務処理
- 17:15定時15分前には仕事を終える
この段階では仕事が無い状態にして、やってるフリをしてます
毎日やればいいじゃない。と思うかもしれませんが、流石に毎日定時で終わる業務量じゃないのでそこまでは厳しい。
毎日できないのは、私がダメサラリーマンだからかも…
スケジュールを考えるときに重視しているのは、何時に始めるかではなく何時に終わるか。
終わる時間を決めて作業時間を設定することで、作業の集中力と効率性はアップします。
明日で間に合うことは明日やればいい
「明日やろうはバカ野郎」
そんな格言もありますが、明日で間に合うなら明日でよし。
前もって仕事をすることは大事ですが、前倒しすることは自分で仕事を増やすことにもつながります。
余裕を持って仕事をするために前倒しの意識は必要。
ですが、定時に帰る日くらいは「明日で間に合うことは明日に回す」という割り切りも必要です。
定時で帰ったら何をしたいのか明確にする
実はこれこそが、定時ぴったり帰宅を意味のあるものにするといっても過言ではありません。
- 帰りにお気に入りのカフェでのんびり
- 気になっている映画を久しぶりに映画館へ
- 家族と外で美味しいご飯を食べたい
定時に帰ると自分のために使える時間は多くなります。
ただ時間が急にできると「何をしていいのか分からない」なんて人もいるかと思います。
その為にも、定時で帰ったら何がしたいのかをはっきりさせておく必要があります。
ここを事前にはっきりさせないと、せっかく定時に終わってもダラダラして終わってしまいます(それもそれで素敵ですけどね)。
もし特にやることがないなんて時は、のんびりコーヒーでも飲みながら自分のキャリアについて考えるだけでも定時に帰る意味があります。
関連記事 10年勤めた会社を辞める。その決断が正しい3つの理由
職場の雰囲気で定時帰りができないのなら環境を変えるしかない
定時に帰るのは正当な権利
これまで説明してきた作成を決行しても職場の雰囲気、強いては会社の雰囲気で帰れない。
その気持ち痛いほどわかります。
もしどうしても定時で帰れない、しかもそれを辛いと感じるのなら環境を変えるしかありません。
- 部署を異動する
- 転職して会社を変わる
異動することで自分が働きやすくなるのなら、それも立派な手段の一つです。
会社全体ではなく、一部の部署だけ定時ぴったりに帰るのが難しいとかであれば、異動するのはまず取るべき手段。
関連記事 「仕事に行くのが辛い人へ」職種を変えたら1ヶ月で劇的に楽しくなりました
そして、もしも他に異動できる部署が無かったり、会社全体が定時に帰る空気でない場合は転職をするのも方法の一つ。
在職中に転職活動をする場合は、転職エージェントの利用をおすすめします。
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にも関わらず、私たち転職希望者は完全無料で利用できるので利用しない理由はありません。
詳しく知りたい方は『”絶対に失敗しない!”30代におすすめする転職エージェント5選』にて詳しく解説しています。
まとめ:定時ぴったりに帰って自分のQOLを向上させよう
「仕事を定時で終えて時間を有意義に使う」
これで30代サラリーマンのQOL向上間違いなし。しかも余計なコストが掛からない。
当たり前のことを当たり前にするだけで、人生の質はまだまだ向上できます。
逆に言えば、仕事が私たちに与える影響はそれだけ大きいということですよね。
もしも「最近時間が無くてつまらないなー」なんて人は定時ぴったりに会社から退社(脱出)してみてください。
小さなことの積み重ねこそがあなたの人生の質を高めてくれます。
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